お知らせ(新着情報) 塩高アーカイブス

◇応援歌発表〜塩高アーカイブス〜

応援歌発表

昭和33年3月6日(木)校庭にて行われた。

作詞は、三沢元貫教頭先生。作曲は、石和高校教諭兼本校講師の岸本重嵩先生。

(2回卒業アルバム)

 この応援歌は、正編、「勝利の歌」、および「残念の詩(うた)」の三部から成っていた。「勝利の歌」と「残念の詩」の楽譜の存在は確認できていない。

(創立50周年記念誌)

(1回卒業アルバム)

 正編の歌詞の意味は次のとおり。

 一番は、大菩薩嶺から吹き下ろす寒風と笛吹川の激流を浴びるような厳しさの中で鍛えた身体から発する力を堰(せ)き止める物など何もないと歌う。

 二番は、理想を高く掲げるこの清き学び舎で鏤骨(るこつ:骨身を削るほどの苦心・努力)に励み心と技を磨(みが)いていざという時のために備えておいた力を堰き止める物など何もないと歌う。

 三番は、天下無敵の武田軍団にあやかり文韜(ぶんとう:学を極め)武略(ぶりゃく:戦いのかけひき)を身につけて満開の桜が咲き誇るように周囲を圧倒する塩山高校の力を堰き止める物など何もないと歌う。

野球夏大会の応援(於県営和田町球場)(8回卒業アルバム)

 曲調は、短調を基に同一のリズムが繰り返されることで勇ましく、力強い。親しみやすく、野球応援などに適している。

 「堰く何物のあるべきや」と声援する者の心を一つにまとめ、数々の場面で選手を激励し、塩高生を心の底から支え続ける応援歌である。

「塩山商業高校同窓会会報創立10周年号」を参考に編集